書く弱さ

色々なしがらみによって直接契約を結びたくなかった案件があったんだけど、よくよく考えてみればやっぱり自分の会社で契約するべきだなと、遅かれ早かれ明るみに出る話だろうし、そういうところをちゃんと受け止める覚悟がなければ請けるべきではないと考えを改めた。

俺の会社は現在7期目。もうすぐ8期目になる。これまで会社が本当に重荷で仕方がなくて、どのタイミングで休眠させようかとかばかり考えていた。自分の仕事のスタイルには必要なものじゃないと考えていた。いや、多分そういう風に考えることで会社を運営する面倒さから逃れる理由をつくっていたに過ぎないのだと思う。実際、海外で生活しているけれど取引先の殆どは日本の企業なわけなので、必要じゃないと言えば嘘になる。少なくともでかい企業と取引する上では必要になることもままある。

件の案件で知人の会社を経由してもらおうと一瞬思ったのだけど、そういう恩を借りてしまうと後々辛くなるのがわかっていたし、それでいいのか、単に自分の都合で考えてるだけじゃないかとずっと悩んでいた。そして今まさに答えを出そうとしている。いや、まだ少し悩んでいる。どう進めるのが最適なのか。

去年末まで一社とべったり取引していたせいかすっかり感が鈍ってしまっている。今年になって受託を再開してからはおかげ様で好調で、既に去年までの売上を越えようとしている。会社的には年度末なのでまだ今期に加える話なのだけど、心情的には心機一転した今年からとして考えていきたい。4ヶ月目でこれなので、単純に考えれば3倍の結果を出そうとしている。そういう結果で自分を後押しし、自分の決断が正しいものであると考えたい。そういう弱さから今このエントリを書いている。

願わくば年末に「あの時の判断は間違いではなかった」というタイトルで記事を書きたい。